部下を褒める時のボキャブラリー:「さしすせそ」

心理コラム

褒め言葉の「さ・し・す・せ・そ」

「部下を褒めることが苦手」「どのように褒めたらよいのか分からない」と悩む管理職の方も多いのではないでしょうか。褒め言葉の「さ・し・す・せ・そ」を活用することで、スマートに褒めることができます。

1.さ=「さすが」

「さすが」は、部下の能力や成果を高く評価する言葉です。具体的な成果や行動を示しながら、「さすがですね」と伝えることで、その部下の努力やスキルが認められていることを感じさせます。

  • さすがの成果ですね」
  • 「こんなに早くできるとは、さすが
  • 「よく気付いたね、さすが

2.し=「しっかり」

部下の仕事ぶりを褒めることができます。

  • しっかり計画を立ててくれてありがとう」
  • 「いつもしっかり仕事をしてくれるから助かる」

3.す=「すごい」「素晴らしい」

「すごい」は、部下の優れた成果や努力を賞賛する際に使うシンプルかつ効果的な言葉です。具体的な点を挙げながら「すごい」と伝えることで、その部下が感じる満足感を高められます。

  • 素晴らしい提案をありがとう」
  • 「受注できたのか!すごい
  • 「プレゼン資料が見やすくてすごく良かったよ」

4.せ=「センスいいね」

「センスがいい」は、部下のアイデアや判断力を褒める際に使います。特にクリエイティブな仕事や問題解決の場面で、その部下の感性や判断を認める言葉として効果的です。

  • 「この資料のデザイン、センスがいいですね」
  • 「そのアイデア、センスがありますね」

5.そ=「そうなんだ」

「そうなんだ」は、部下の話や意見をしっかり聞いていることを示すリアクションの一つです。部下の発言に対して興味を持ち、理解を示すことで、コミュニケーションの質が向上します。

  • そうなんだ、そのアプローチはいいですね」
  • そうなんだ、問題を的確に指摘できていますね」
  • 「そうなんですね、詳しく教えてください」

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褒め方の基本についてはこちら⇩

まとめ|管理職向け「通信教材」

かつては「仕事はできて当たり前」という考え方が主流で、部下を褒めることは一般的ではありませんでした。しかし、現在では部下のモチベーションを高めたり、自信を持って仕事に取り組んでもらうために、褒めることが重要視されています。とはいえ、自分が上司から褒められた経験が少ない管理職にとっては、どのように褒めれば良いのか分からないこともあります。まずは、褒め方の「さ・し・す・せ・そ」を意識して実践することで、自然と褒める習慣を身につけることができます。ぜひ参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

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