【人材育成】自己肯定感が低い人の特徴5選

心理コラムタイトル

自己肯定感が高い状態とは

自己肯定感が高い状態とは、自分の過去/未来、長所/短所、外見、体力、実績などに対してポジティブな評価を持ち、受け入れ、認める状態を指します。「ありのままの自分を受け入れる」ことが重要であり、「自分はすごい!」と自分の素晴らしさを誇るのではなく、短所や失敗も含めて自分だと受け入れ、認めることが大切です。

自己肯定感が低い人の特徴 5選

① 自分の価値を他人の承認に依存する

不安定な自己肯定感

他人の評価や承認によって自分の価値を判断するような、他人の評価に依存した状態では他人に振り回され自己肯定感が安定になりやすくなります。例えば、他人から好意的な評価を受けると自信が持て、自己肯定感が上がりますが、逆に評価をもらえないと、自信が無くなり自己肯定感が低くなります。

他人の評価に左右されず、ダメな自分も自分だと受け入れる感覚を持ちましょう。ちなみにこの感覚を「自己受容」と言います。

② 自分と他人と比較する

他人と比較する人

自分と他人を比較することで、自分の価値を測ろうとすると、自己肯定感が不安定になりやすくなります。例えば、他人より優れていると感じた場合には自己肯定感が上がりますが、他人と比較して自分が劣っていると感じた場合は、自己肯定感が下がります。また、優れた人は世の中にたくさん存在し、比較対象が無限になるため、自己肯定感がいつまでも低いままになるリスクも伴います。

他人との比較に固執するのではなく、自分の過去からの成長を基準に自分を評価することが大切です。

③ 指摘やフィードバックに対して批判的

他者からの批判やネガティブなフィードバックに対して「自分に対する攻撃だ」と過剰に受け止める傾向があります。

歳を重ねると、自然と誰も注意をしてくれなくなります。そのため、相手の注意を「否定」と捉え、聞かないようにしていると、裸の王様になってしまいます。「否定」ではなく「意見」としてシンプルに受け止めるように心がけるとよいでしょう。

④ 短所や失敗に焦点を当てる

パニックになる社員

上手くできたことや長所よりも、失敗や短所にばかりに注目すると自己肯定感が低下します。例えば、一回間違えただけで自分はダメな人間だと責めてしまうことがあります。自己評価が厳しい人や自己批判が強い人は、自分を責めることに多くのエネルギーや時間を費やすため、自己肯定感が下がる傾向があります。例えば、小さなミスや失敗に対して、「自分はダメな人間だ」と過度に責任を感じたり、自己嫌悪に陥って自分を責め続けることがあります。

自分を責め続ける癖がある人は注意しましょう。自分自身を励ます思考を意識すると良いです!

⑤ 完璧主義

完璧を追求する女性

完璧主義の傾向があると、達成不可能な期待や、非現実的な高い理想を持ち続けることになり、それを叶えられない自分に失望することで自己肯定感が低下します。また、他人にも同じような厳しい基準を求める傾向があり、周囲も疲弊する可能性があります。例えば、誰かがミスをしたとき、「こんなポンコツな私でもできるのに、何故できないんだ?努力が足りないのではないか?」と他人に過度な要求を抱いてしまう傾向があります。失敗を極端に避けるため、新しいことへの挑戦をリスクだと避ける傾向があります。

行き過ぎた完璧主義は、失敗や、不完全さを許容できなくなり、メンタル不調になる場合もあります。ほどほどの期待値を持つことが大切です。

自己肯定感を高める方法

自己肯定感を高めるには下記のポイントを意識すると効果的です。

  • 自己受容を行う
  • 自分自身の過去からの成長と比較する
  • 自分の長所を見つける
  • 自分自身をケアする方法を身に着ける
従業員のメンタル不調を防ぐ方法

まとめ|適性検査で人材育成

自己肯定感は、メンタルへルスにおいて非常に重要な要素です。同じ困難な出来事に直面しても、自己肯定感が高い人はそれを乗り越え、前進できる一方で、自己肯定感が低い人は、必要以上にストレスを感じて落ち込むことがあります。そのため、会社でメンタルへルス対策を行う場合には、社員の自己肯定感を高めていくことが重要になります。

Q. どんなことができるの?

社会人としての基礎力(行動力、責任感、ストレス耐性、セルフケア能力等)や、認知の歪みを測定し、フィードバックを提供します。

Q. どんな効果があるの?

  • 人材育成
    社員一人ひとりが自己理解を深め、自身の目標や方向性を明確にすることができます
  • EQ(こころの知能指数)の向上
    EQの向上に特化したプログラムを提供することで、職場で信頼され、成果を上げるEQの高い人材を育成します

Q. 他社との違いは?

受検して終わりではない、継続的な学びをご提供します。

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