イマドキの若手社員の特徴と正しい関わり方

心理コラム

時代や社会の変化に伴い、世代間ギャップは避けられないものです。その結果、上司と若手社員の間で価値観のずれが生じ、「最近の若手は何を考えているのか分からない」といった偏見や誤解が生じることがあります。

本コラムでは、若手社員との正しい関わり方を見つける方法についてご紹介いたします。

イマドキの若手社員の特徴と本音

  1. 褒められたのに嬉しそうにしない
  2. すぐに答えを知りたがる
  3. 電話に出られない
  4. 「その仕事、意味りますか?」と言って指示したことに取り組まない
  5. 叱ると必要以上に落ち込む

① 褒められたのに嬉しそうにしない

大勢の人の前で褒められる人

上司

上司の意見:

褒めて伸ばそう‼」と思い、他の社員の前で褒めてみたが嬉しそうな反応をしていなかった。

若手

若手の本音:

褒められるのは嬉しいですが、他の社員の前で大々的に褒めるのは止めて欲しいです。先輩を差し置いて注目されることで、他の社員から陰口を言われないように気を遣う必要があります。

② すぐに答えを知りたがる

上司

上司の意見:

自分で調べる前に何でもかんでも「分からない」と周囲に助けを求めるのはよろしくないと思う。だから、自分で考える力を伸ばすために、あえて部下に答えを教えず、考えさせるようにしている

若手

若手の本音:

答えがあるなら、それを教えてもらう方が無駄がないし、自分で考えた意見を上司に伝えても結局、色々修正されて、上司の考え通りの答えになることがある。そうなると、「自分が考えた手間と時間って何なんだろう?」と思ってしまいます。

③ 電話に出られない

急な電話を受ける女性

上司

上司の意見:

電話は新人が出るのが常識。むしろ3コール以上待たせるのは論外!

若手

若手の本音:

電話を使う習慣が無いので、電話にいきなり出るのは怖いと感じます。また、仕事のことを知らない状態で電話に出てクレームになるのが怖いです。

④ 「その仕事、意味りますか?」と言って指示したことに取り組まない

仕事を断る若者

上司

上司の意見:

仕事をえり好みせずに、言われたことは素直に取り組むのが常識だと思う。とにかく手を動かさないと仕事にならないし、多少、疑問や不満を感じたとしても仕事なのだから頑張らないと

若手

若手の本音:

目的を伝えられないと、その仕事をやる意味が分からずモチベーションがあがりません。また、「いいからやれよ」というような上から目線で言われているみたいでちょっと嫌です。

⑤ 叱ると必要以上に落ち込む

批判をする女性

上司

上司の意見:

仕事なのだから、いちいち落ち込まれると、どうやって指導したらいいのか分からない。

若手

若手の本音:

いきなり怒鳴られると、びっくりしてしまうし、自分は本当にダメな奴だと落ち込んでしまいます。

イマドキの若手社員との正しい関わり方 4選

  1. ちょっとした褒めをたくさん行う
  2. 初めに上司がお手本を見せる
  3. 業務の目的や背景を伝える
  4. 若者の居場所を作る

① ちょっとした褒めをたくさん行う

「いいね!」する人

褒める時には、大げさに褒める必要はありません。ちょっとした褒めや、ちょっとした感謝を数多く行うだけで、効果は十分に発揮されます。

褒め方の例

  • 報連相があった時→「報連相してくれてありがとう!」
  • 仕事の完成度が上がった時→「良くなっているね!」
  • 何かに挑戦して成功した時→「うまくいったね!」
  • 仕事を提出してくれた時→「忙しい中、ありがとう!」

小さなことでも感謝を伝えたり、褒めることは部下に成功体験を提供し、信頼関係を築くことができます。

若手

報連相をしたときに、上司からそっけない態度をされてしまうと「次は報連相やめよう…」と思ってしまいます💦

② 初めに上司がお手本を見せる

仕事を教える上司

若手社員は、答えがあるならば先に教えてもらったほうが効率的だと考えています。そのため、まず上司がお手本を見せることで、若手との連携を円滑に進めることができます。

具体的なアプローチとしては、8割は手順やテンプレートを共有し、残りの2割については若手自身が考える余地を残すとよいです。そうすることで、若手たちは独自の工夫や効率化を考えることができます。

上司

まずはやってみて、言ってきかせ、やらせてみせ、褒めてやらねば人は動かじですね!

③ 業務の目的や背景を伝える

ステップを上る女性

業務全体の中で、若手社員に与えられた業務がどのような役割を担っており、担当した業務の完了後には、どのようなステップアップができるのかなども説明することで、業務に対する意欲も高まるでしょう。

例えば、「電話に出る」という業務は、お客様の要望や問い合わせを把握することができるという点や、将来的には個人の顧客を担当した時のための練習になるなど、電話を取ってもらいたい背景や、とることによるメリットを合わせて伝えるようにしましょう。

上司

新人教育で、簡単な仕事だからと無意識に手順や方法だけを教えてしまっていました。背景やメリットを伝えることが大切なのですね。

④ 若者の居場所を作る

挨拶をする人

若者はSNSを通じて自身の投稿に「いいね!」をもらうことに慣れているため、自身の行動に対して何らかのアクションがないと、不安を感じる傾向があります。そのため、若手が安心感を得られるようにするには、「自分は承認とされている」という感覚を感じてもらう必要があります。そのためには、上司から積極的に声をかけることや、声をかける時には名前を呼ぶなどが効果的です。

若手社員は話しかけられるのが嫌なのだと思っていました。「いいね!」を待っているのですね。

人材育成に使える検査のご紹介

世代間ギャップを放置してしまうと偏見や誤解が大きくなり、職場の人間関係の悪化、メンタル不調、離職率の上昇へとつながる恐れがあります。若手に対する理解を深めることで、偏見や誤解を取り除き、より包括的な職場環境築くことができます。


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