【離職予防】社員が会社を辞める要因と兆候を把握し、正しい離職防止施策へ

心理コラム

社員の離職は、企業にとって大きな損失です。しかし、社員の会社を辞める兆候を見逃してしまうと、人材の流失や生産性の低下を引き起こす恐れがあります。本コラムでは、社員が会社を辞める要因と兆候についてご紹介します。

社員が会社を辞める主な要因

社員が会社を辞める主な要因は、以下の4つのカテゴリーに分類できます。

  1. 組織的なミスマッチ
  2. 仕事内容のミスマッチ
  3. 人間関係の悪化
  4. 環境の問題

① 組織的なミスマッチ

労働条件働く環境などのミスマッチが離職の要因になる場合があります。具体的には、以下のような要素が挙げられます。

  • 過剰な残業
  • 土日出勤
  • 頻繁な転勤
  • 組織文化の不一致
  • 昇進の機会やキャリアパスの不透明さ

② 仕事内容のミスマッチ

仕事内容のミスマッチが離職の要因になる場合があります。具体的には、以下のような要素が挙げられます。

  • スキル不足による過度な負荷
  • やりたい仕事ができない
  • 自己成長の機会の不足
  • 単純作業・同一作業ばかり

③ 人間関係の悪化

職場の人間関係の問題が離職の要因になる場合があります。具体的には、以下のような要素が挙げられます。

  • 同僚や上司との関係の悪化
  • 職場が全体的にぴりぴりしている
  • 職場のパワーハラスメント

④ 環境の問題

  • 家庭の事情
  • 景気や雇用情勢の変化

人間関係のトラブルは、研修を通した自己啓発で対策を取りやすい傾向がありますが、環境に関する問題は避けられない場合があります。そのため、離職防止施策を検討する際には、これらを分けて考える必要があります。

さらに、組織風土や仕事内容のマッチングについては、社員ごとに異なる考え方や価値観を持っているため、社員一人ひとりの希望や求める働き方を把握し、柔軟に対応する必要が求められます。

社員が会社を辞める兆候 4選

次に、会社を辞める要因が避けられず、「会社を辞める」と決意した後の社員の行動についてご紹介します。以下のような兆候が表れた場合は、辞める意思が強くなっている可能性が高いため、対策が急務となります。

① 仕事へのモチベーションが低下する

仕事が山積みな人

以前は積極的であった社員でも仕事へのモチベーションが低下し、会社のプロジェクトや目標に対して興味を示さなくなることがあります。また、必要最低限の仕事しか行わず、手を抜くような態度を示すことがあります。

モチベーションが低下した社員の行動

  • 新しい仕事を断るようになる
  • 急に他人事になる
  • 締め切りが遅れがちになる
  • 自身の評価を気にしなくなる
  • 残業をしなくなる

② コミュニケーションが減少する

孤立する人

以前は同僚や上司とコミュニケーションをとっていたのに、徐々に会話が減少したり、付き合いが悪くなることがあります。また社内イベントへの参加が減少することがあります。

コミュニケーションが低下した社員の行動

  • 挨拶をしなくなる
  • 雑談をしなくなる
  • 目を合わせなくなる
  • 会議での発言が減る
  • 付き合いを断るようになる

③ 周辺環境を整え始める

机を整理する人

以前は仕事の書類が山積みになっていたデスクが急にきれいになったり、机の中を掃除し始めた場合、新しい職場に移る準備を行っている可能性があります。また、頻繁な有給の申請が増えたり、引継ぎ資料を作成し始めるなど、退職の意向を伝える前に、秘密裏に準備を行っている場合があります。

周辺環境を整え始める社員の行動

  • デスクの整理を始める
  • 引継ぎ資料を作り始める
  • 労働規則の資料を確認するようになる
  • 有給取得が増える

④ 反抗的な態度を示す

聞く耳を持たない社員

以前は改善のためのフィードバックを受け入れていたにも関わらず、フィードバックに対して反抗したり、納得いかない様子を見せるようになります。

上記のような兆候を早期に察知し、対策を講じることが重要です

人間関係のストレスが長期間続いている場合は注意

社員が会社を辞める主な要因として、人間関係の問題が挙げられます。そして、人間関係がうまくいっていない社員のことは、一緒に働いていれば察することができるはです。

特に、上司や先輩からの指導や怒られている状態が続いている場合、社員が退職を考えるきっかけが形成されている可能性が高い傾向あります。

社員の離職を防ぐためには、部下の管理・マネジメントを得意とする上司のもとに配置転換を行い、対策をとりましょう。

社員の離職を防止する方法

社員から「退職したいです」と告げられてしまった場合、引き留めることはほぼ不可能です。そのため、社員が離職を考える前に適切な対策を講じることが大切です。

① 社員の働く満足度を把握する

社員の離職要因として「仕事内容のミスマッチ」「人間関係の問題」などが挙げられます。そのため、定期的にこれらの要因を把握し、「仕事に不満はないか?」「人間関係で悩みがないか?」と社員とコミュニケーションを図ることが重要です。適切なタイミングでフォローを行うことで、離職を考える前に対策を講じることができます。

② 管理職の面談スキルの向上

社員への適切なフォローを行うためには、共感力を持ち、彼らの気持ちや考えを理解することが必要です。そのためには、面談スキルを向上させ、部下との信頼関係を築く力を養うことが重要です。これにより、社員の悩みを把握し、適切なアドバイスや支援を提供できるようになります。

従業員のメンタル不調を防ぐ方法

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社員の辞める兆候を見逃さず、早めに離職対策に取り組むことが離職防止施策としてとても重要です。

当社Tell Toolの従業員の働く満足度検査では、心理的安全性人間関係の問題仕事のストレス度合を測定することが可能です。この検査により、社員の心境の変化や普段と異なる様子に気づくことができます。



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STEP2

「評価シート」の配布

数値で個人のメンタル状況を把握することができます。

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STEP3

「振り返りシート」の配布

セルフケアの基礎を学ぶことができます。

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