採用すべきは「誠実性」がある人|適性検査で測定

心理コラム

誠実性のある人とは?

ステップを上る女性

ビジネスにおいて誠実な人材は非常に価値があります。以下の特徴を持つ人が誠実性のある人と言えます。

  • 正直な人
    嘘をつかず、ありのまま正直に伝える姿勢を持っています
  • 約束を守る人
    期限を守り、責任をもって仕事を遂行します
  • ルールを守る人
    会社の規則や社会のルールを順守することでコンプライアンスリスクを回避します
  • 責任感がある人
    与えられた仕事に対して責任を持ち、最後までやり遂げます。責任を他人に押し付けることなく、自ら解決に向けて取り組む姿勢を持っています
  • 素直な人
    他者の意見や指摘を謙虚に受け入れ、自己改善に努める姿勢を持っています
  • 一生懸命な人
    どんな仕事にも全力で取り組み、困難に直面しても諦めず、努力を惜しまない姿勢を持っています
採用してはいけない人の特徴について詳しくはこちら↑

誠実性がある人を採用すべき理由

1. 信頼の獲得

誠実性のある人材は、期限を守り、約束を守ることで社内外から信頼を得やすいです。特にクライアントやパートナーとの関係構築において、その信頼性は必要不可欠な要素になります。

2. 問題解決力の向上

誠実な人材は問題が発生した際に、自分のミスを認め、早期に対応する姿勢があります。ミスを隠さずに報告し、素早く対応することで信頼を損なうことなく、問題を解決できます。

3. リスク軽減

誠実な人材は、不正や隠蔽を行わないため、企業にとってのリスクを大幅に軽減することができます。これは、コンプライアンスを遵守し、法的リスクを回避する上で非常に重要です。

4. 誠実性は後天的に身に着けることが難しい

誠実性は、人格の根幹に関わるものであり、後天的に身につけることが難しい特性です。研修や経験を通じて身に着けることが難しいからこそ、採用時に誠実な人材を選ぶことが重要になります。

誠実な人を採用する方法

面接で確認する

✅過去の経験を質問する

  • 「これまでに最も困難だった状況を教えてください」
    →誠実な人は困難に直面したときも、逃げずに真摯に取り組む姿勢を示す傾向があります。
  • 「これまでの仕事で失敗した経験を教えてください」
    →誠実な人は、失敗を隠すことなく正直に話し、その後の改善に努力を重ねる姿勢を持っています。

✅仕事に対する姿勢を質問する

  • 「過去に納期が守れなかった経験はありますか?」
    →誠実な人は、失敗を隠すことなく正直に話し、その後の改善に努力を重ねる姿勢を持っています。
  • 「新しい仕事に挑戦する際、どのようなことを心がけていますか?」
    →誠実な人は、責任感や課題に対する前向きな姿勢を持っています。
詳しくはこちら↑

適性検査

適性検査や心理テストを活用することで、候補者の誠実さや倫理観を客観的に評価することができます。特に、採用プロセスの初期段階で適性検査を実施することで、候補者の誠実性に関する第一印象をつかむことが可能です。たとえば、職場での行動や対人関係に関する質問を含む検査を通じて、候補者がどの程度誠実であるかを評価することができます。

リファレンスチェック

最終選考に進んだ候補者に対しては、リファレンスチェックも非常に有効です。前職の同僚や上司から、候補者がどのような場面で誠実に対応したか、具体的な行動や評価について聞くことができます。過去の職場での実際の行動を確認することで、面接や適性検査だけでは見えにくい、日常的な誠実さを確認できます。

まとめ|適性検査で誠実性を測定

職務能力は、研修や自己啓発によって向上させることができますが、性格や価値観は基本的に20代までに形成され、その後は大きく変わることはほとんどありません。そのため、「職務能力が高い人」ではなく、「性格的に誠実な人」を見極めることが実は重要になります。

Q. どんなことができるの?

社会人としての基礎力(行動力、責任感、ストレス耐性、セルフケア能力等)や、認知の歪みを測定し、フィードバックを提供します。

Q. どんな効果があるの?

  • 人材育成
    社員一人ひとりが自己理解を深め、自身の目標や方向性を明確にすることができます
  • EQ(こころの知能指数)の向上
    EQの向上に特化したプログラムを提供することで、職場で信頼され、成果を上げるEQの高い人材を育成します

Q. 他社との違いは?

受検して終わりではない、継続的な学びをご提供します。

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