社員がHSPの時「職場の配慮」と「個人の努力」の方法

心理コラム

HSPとは

繊細な人

Highly Sensitive Personの略で高い感受性を持つ人のことを指し、外部からの刺激に敏感であることや、非常に繊細などの特徴を持っています。HSPは環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な気質であることがわかっています。全人口の約15~20%はHSP気質であると考えられており、決して珍しい気質ではないですが、HSPの特性から生きづらさを感じやすい傾向があります。

HSPの特徴 4選

① 情報の繊細な処理

様々な思考をめぐらせ深く考える傾向があります。

具体例

  • 一を聞いて十のことを想像する
  • 物事を深く掘り下げて調べる
  • 文章の細かいニュアンスや意味を捉える
  • 表情、声のトーンなどから相手の感情や意図を読み取る

② 外部からの刺激に対して敏感

人混みや物音・光、におい、気候の変化、感情・雰囲気など、五感で受ける刺激によって強く影響を受ける傾向があります。

具体例

  • 騒がしいオフィスがストレスになる
  • 香水やたばこ、弁当のにおい、口臭によって不快感や頭痛を感じる
  • 明るすぎる光や点滅する光などが集中力の低下や不快感につながる
  • 服の素材やタグの感触など細かい触感に敏感

③ 共感しやすい

共感性が強く、相手の気分や考えに引きずられる傾向があります。

具体例

  • 他人の顔色を伺う
  • 他人の悲しみを自分事のように感じる
  • 他人が怒られている状況でも、自分が怒られているように感じる

④ 疲れやすい

刺激に敏感であるがゆえに、疲れやすいという特徴を持っています。

具体例

  • 友人と遊んだあと、疲れが一気に出て動けなくなる
  • 人との交流や騒音によって疲れを感じる
  • 喜びや興奮、ストレスなど強い刺激によって疲れを感じる

HSPの方が普段の力を出せなくなる場面 

HSPは強い感受性や共感性をもつため、疲れを感じやすく、外部からの刺激に敏感です。職場では、以下のような状況下では普段の力が発揮できず、ミスをしたり、ストレスを強く感じやすい傾向があります。

  • 誰かが近くで怒られている時
  • 注意を受けたとき
  • 急ぎの仕事があるとき
  • 一度にたくさんの仕事を頼まれたとき
  • 予定外のイレギュラーなことが発生したとき
  • 明るい光や騒音があるとき

 

管理職

働いていれば、このようなことはよくあることです。HSPだからと言って特別な対応はできません。

職場の環境を少し変えるだけでHSPの方の生産性は変化します。そのため、「職場での配慮」と「HSPの個人努力のやり方」をご紹介します。

職場での正しい配慮の方法

職場での配慮

雑音を減らす

  • 防音ヘッドホンの推奨
  • ノイズキャンセリング機能の付いたイヤホンやヘッドホンの推奨
  • デスクまわりをパーテーションで囲う

②光の刺激を減らす

  • サングラスなどの着用を許可する
  • 机の配置などを工夫して直接的な光が入らないようにする

配慮を行う際の注意点

HSPの方へ配慮をすることで、他の社員に不快感を与えたり、HSPの本人にとっても「特別扱いをされている」と感じさせることでストレスの原因となることがあります。 配慮を行う際には、周囲への説明すべての従業員に同じ条件を提供するなど気を配ることが大切です。

HSP個人の努力の方法

HSPは病気ではないため、特定の治療法は存在しません。しかし、「HSPだから仕方がない」「このままでいい」と思い、歩みを止めてしまうことは、本来の根本的な解決策が見えにくくなる可能性があります。配慮を求めるだけでなく、自身の特徴に気づき、できることから自身で環境を整えることも大切です。

匂いが気になる    → マスクをつける

話すことが疲れる  → 対面ではなく、メールやチャットなどのやり取りを行う

苦手な人がいる     → 苦手な人とは距離を置く/関わり方の工夫を行う

仕事中に疲労が溜まる → 落ち着ける休憩場所や静かなスポットを見つけておく

緊張しやすい   → 適宜ストレッチで体をほぐす、深い呼吸を意識する

メタ認知」や「瞑想」を取り入れると感情のコントロールができるようになります!


HSP気質は5人に1人が持っています。だからこそ、繊細な人を責めるのではなく、HSPの人が力を発揮しやすい環境を整えることが重要です。

当社の通信教材では、HSPや他のメンタルへルスに関する情報を提供しており、社員同士が理解し合い、協力しやすい雰囲気を作り出すご支援しております。

定期配信ツールでメンタルへルス対策へ

01 視覚的存在感

お手元に置くことで日常的に手に取りやすく、社内向けの情報発信にすぐ活用できます。

02 一目でわかる  

関連トピックがコンパクトに一枚でまとまっているため、一目で見たい情報にアクセス可能!

03 社員間の話題に

本誌を題材に社員間の話の題材になり、メンタルへルス意識向上にもつながります。

① ストレスについて

  • ストレスとは
  • セルフケアとは

② ストレス対処法について

  • ストレスへの対処法
  • ストレス耐性を向上させる
  • メンタル不調を感じたら

③ メンタル不調を理解する

  • うつ病とは
  • 適応障害とは
  • パニック障害とは
  • HSPとは

④ 周囲への働きかけについて

  • 周囲でメンタル不調者が出たら
  • うつ病の人にかけてはいけない言葉

「セルフケア能力の向上」と「メンタルへルスの知識」を身に着けることで、相互理解を促し、職場でのメンタルへルス不調を防ぐことができます。

毎月、メンタルへルスに関する情報を提供することで、

健康への意識を高めることができます。

01 年間を通じた運用が可能

年間スケジュール

メンタルへルス、マネジメント教育、発達障害などの領域においてテーマを選択し、年間を通じた目標やゴールイメージを明確にします。

02 テンプレートから運用し予算を最小限に抑える

初心者でも大丈夫

予算を最小限に抑えつつ、小規模な取り組みからスタートしたい企業様にとって適したソリューションです。

03 Webテストと組み合わせて、より効果的に活用可能

3方面からのアプローチ

【Webテスト一覧】

STEP1 お問合せ
こちらよりお問合せください。担当からメールにてご返信させていただきます。
STEP2 製品ご説明 (※任意)
製品の詳細をご説明させていただきます。
STEP3 ご注文
ご利用人数をお知らせください
STEP4 ご入金
利用開始前にご入金ください
STEP5 通信教材を送付
毎月(第一営業日)に通信教材を送付いたします(初月は保管用のバインダー付き)

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